nagiosにグラフ機能を追加する。nagiosgraphの追加 【第2回目】

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前回に引き続き、nagiosgraphの設定を進めます。

前回までにnagiosgraphの初期インストールが完了したので、確認と設定を行います。

# service nagios configtest

問題がなければ、nagiosをリスタートする。

# service nagios restart

nagiosのホームページを確認して表示されていれば、取りあえずOKです。まだグラフ表示はありません。

nagiosgraphが動いているかどうかを確認します。

ls /var/spool/nagiosgraph/rrd/localhost/

なんか.rrdファイルが出来ていればOK。

Apacheを再起動します。

# service httpd restart

この状態で確認を行ってみます。

以下のURLをブラウザで開きます。

https://hogehoge/nagiosgraph/cgi-bin/show.cgi

エラーが発生したら、取りあえず、SELinuxを止めてみます。

# getenforce
Enforcing
# setenforce 0

再度下記のURLを開いてみます。

https://hogehoge/nagiosgraph/cgi-bin/show.cgi

こんな画面が表示されれば、インストールは完了していると思います。

HostとServiceを適当に選んで表示させてみてください。

 

次に、nagiosのテンプレートファイルを変更します。

以下の内容(INSTALLファイルに記載あり)を/usr/local/nagios/etc/objects/templates.cfgの最後に追加します。

define service {
       name graphed-service
       action_url /nagiosgraph/cgi-bin/show.cgi?host=$HOSTNAME$&service=$SERVICEDESC$' onMouseOver='showGraphPopup(this)' onMouseOut='hideGraphPopup()' rel='/nagiosgraph/cgi-bin/showgraph.cgi?host=$HOSTNAME$&service=$SERVICEDESC$&period=week&rrdopts=-w+450+-j
       register 0
     }

後は、グラフ表示を行いたいサービスに対しgraphed-serviceの設定を追加します。

/usr/local/nagios/etc/objects/localhost.cfgで、グラフ表示を行いたいserviceに対して以下の様に設定を追加する。

define service{
        use                             local-service,graphed-service         ; Name of service template to use
        host_name                       localhost
        service_description             PING
        check_command                   check_ping!100.0,20%!500.0,60%
        }

ホストへのPINGに対してグラフ表示を追加した例です。
後は、必要に応じて同じように設定を追加するだけです。

残念ながら日本語には対応していないようなので、注意してください。

最後に、nagiosを再起動します。チェックはご自身でお願いします。

# service nagios restart

nagiosの画面を確認してみてください。

以上で設定は終わりです。

 

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