前回までの流れは以下を参照してください。
ここまでで、やっとRedmine本体のインストール準備が整いました。
長い道のりでしたが、道半ばです(^^ゞ
どんだけ長いねん( ゚Д゚)
まずはソース一式をサブバージョンから取得します。
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# svn co https://svn.redmine.org/redmine/branches/3.2-stable /var/lib/redmine |
データベースの接続設定
オフィシャルサイトを参考にしながら、以下の設定を行います。
オフィシャルサイトの内容はCentOS 7.xになっておりますが、この部分はそのままCentOS 6.xでも適用できるでしょう。(やってみてOKなら。。。w)
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# cd /var/lib/redmine/config # cp -p database.yml.example database.yml 必要のないところをコメントアウトして、以下を修正加工します。 production: adapter: postgresql database: redmine host: localhost username: redmine password: "********" encoding: utf8 |
同様に、configuration.yml
を作成します。
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# cp configuration.yml.example configuration.yml # vi configuration.yml production: email_delivery: delivery_method: :smtp smtp_settings: address: "localhost" port: 25 domain: "example.com" rmagick_font_path: /usr/share/fonts/ipa-pgothic/ipagp.ttf |
domain項目は実際のFQDNを設定することになります。
gemパッケージのインストール
redmineをインストールしたディレクトリへ移動して、gemパッケージをインストールします。
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# cd /var/lib/redmine # bundle install --without development test --path vendor/bundle |
思ったより少し時間が掛かります(^^ゞ
#うぅ~疲れてきた~https://tech.godpress.net/wp-admin/post.php?post=618&action=edit
初期設定と初期データを登録
#少し間が空きました。
#流石に割込みが入って続けられませんでした(^^ゞ
さてさて、どこまで進んだか見直しをしてから初期設定を進めます。
よく解らないけど、セッションの改竄防止を行うために以下のコマンドを実行する。
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bundle exec rake generate_secret_token |
続いてデータベースを作成するらしきコマンドをぶっ叩き!
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RAILS_ENV=production bundle exec rake db:migrate |
デフォルトのデータを登録しておく
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RAILS_ENV=production REDMINE_LANG=ja bundle exec rake redmine:load_default_data |
この辺りはおまじないですね。
デフォルトのデータ登録は後でもできるそうですが。。。
ほとんど自棄になってきてます(´Д`)
Passengerのインストールとか色々やってしまう。
本体のインストールとApache用のモジュールインストールを一気に行います。
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# gem install passenger --no-rdoc --no-ri # passenger-install-apache2-module --auto |
Apache用設定内容の確認をします。
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passenger-install-apache2-module --snippet |
ここで出力された内容を次のApacheの設定で使用します。
Apacheの設定
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# vi /etc/httpd.conf/conf.d/redmine.conf # Redmineの画像ファイル・CSSファイル等へのアクセスを許可する設定。 # Apache 2.4のデフォルトではサーバ上の全ファイルへのアクセスが禁止されている。 <Directory "/var/lib/redmine/public"> Require all granted </Directory> # Passengerの基本設定。 # passenger-install-apache2-module --snippet で表示された設定を記述。 # 環境によって設定値が異なるため以下の3行はそのまま転記せず、必ず # passenger-install-apache2-module --snippet で表示されたものを使用すること。 # LoadModule passenger_module /usr/local/lib/ruby/gems/2.2.0/gems/passenger-5.1.2/ buildout/apache2/mod_passenger.so <IfModule mod_passenger.c> PassengerRoot /usr/local/lib/ruby/gems/2.2.0/gems/passenger-5.1.2 PassengerDefaultRuby /usr/local/bin/ruby </IfModule> # Passengerが追加するHTTPヘッダを削除するための設定(任意)。 # Header always unset "X-Powered-By" Header always unset "X-Runtime" # 必要に応じてPassengerのチューニングのための設定を追加(任意)。 # 詳しくはPhusion Passenger users guide(https://www.phusionpassenger.com/library/config/apache/reference/)参照。 PassengerMaxPoolSize 20 PassengerMaxInstancesPerApp 4 PassengerPoolIdleTime 864000 PassengerHighPerformance on PassengerStatThrottleRate 10 PassengerSpawnMethod smart PassengerFriendlyErrorPages off |
ハイライトしている部分は先のコマンド結果を反映してください。
基本的にはバージョン番号が違うだけだと思います。
Apacheを再起動します。
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# service httpd restart |
Apacheが自動起動する設定になっていない場合は、適当に設定してください。
そんでもって、この状態ではインストールされているフォルダーが/var/lib/redmineになっている。
当然、Apacheから見えない。
Redmineだけの環境にしようとするつもりは全くないので(^^ゞ
/var/www/html/redmineでアクセスできるように設定した。
単純にシンボリックリンク追加して
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# cd /var/www/html # ln -s /var/lib/redmine/public redmine |
/etc/httpd/conf.d/redmine.conf
に以下の設定を追加
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RackBaseURI /redmine |
Apacheの設定を変更したので、Apacheを再起動する。
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# service httpd restart |
で、https://MyDomain/redmineをブラウザで見てみると・・・出てきますw
ここまでが、Redmineのインストールです。
かんばん機能をBacklogs Pluginで実現するところまで持っていきたいので、それが出来たら次の更新を追加する予定です。
ここまでの流れを以下にリンクします。