地域メッシュをダウンロードして使おうと思ったのですが、1/8地域メッシュが見つからなかったので、作成することにしました。
一から作ると意外と面倒なのですが、QGIS用に作ってくれている方が居たみたいです。
QGISのプラグインに「JapanMesh」なるプラグインを発見!!早速入れていました。
使い方はReadme.txtを見ると書いてあります。
まず、1次メッシュを作成します。
次に、2次メッシュを作りたい場所の1次メッシュを選択して、2次メッシュを作成します。
後は、この繰り返しです。
欲しかったメッシュは1/8メッシュだったのですが、求めていたコード体系と異なっていたので、変換ロジックを作って変換しました。
この時行ったロジックでは以下のコード体系(3次メッシュ以降)を変換しています。
元)
333 | 334 | 343 | 344 | 433 | 434 | 443 | 444 |
331 | 332 | 341 | 342 | 431 | 432 | 431 | 432 |
313 | 314 | 323 | 324 | 413 | 414 | 423 | 424 |
311 | 312 | 321 | 322 | 411 | 412 | 421 | 422 |
133 | 134 | 143 | 144 | 233 | 234 | 243 | 244 |
131 | 132 | 141 | 142 | 231 | 232 | 241 | 242 |
113 | 114 | 123 | 124 | 213 | 214 | 223 | 224 |
111 | 112 | 121 | 122 | 211 | 212 | 221 | 222 |
変換後)
0700 | 0701 | 0702 | 0703 | 0704 | 0705 | 0706 | 0707 |
0600 | 0601 | 0602 | 0603 | 0604 | 0605 | 0606 | 0607 |
0500 | 0501 | 0502 | 0503 | 0504 | 0505 | 0506 | 0507 |
0400 | 0401 | 0402 | 0403 | 0404 | 0405 | 0406 | 0407 |
0300 | 0301 | 0302 | 0303 | 0304 | 0305 | 0306 | 0307 |
0200 | 0201 | 0202 | 0203 | 0204 | 0205 | 0206 | 0207 |
0100 | 0101 | 0102 | 0103 | 0104 | 0105 | 0106 | 0107 |
0000 | 0001 | 0002 | 0003 | 0004 | 0005 | 0006 | 0007 |
変換に用いたロジックは以下です。
floor("m6code"/1000)*10000+(floor((("m6code"%1000)-100)/200)*2^2+floor((("m6code"%100)-10)/20)*2+floor((("m6code"%10)-1)/2))*100+(floor((("m6code"%1000)-100)/100)%2)*2^2+(floor((("m6code"%100)-10)/10)%2)*2+(floor((("m6code"%10)-1))%2)
それと、このプラグインはデフォルトで2000メッシュまでしかサポートしていません。
JapanMesh.pyの中に「2000」と記述されているので、ちょっと増やしてあげると便利です。
変更するプログラムファイルの保管場所を説明します。
対象ファイル:C:\Users\<ユーザ名>\.qgis2\python\plugins\JapanMesh\JapanMesh.py
ファイルの保管場所は、「プラグイン」→「プラグインの管理とインストール」→「JapanMesh」にインストールされているバージョンと保存場所が記載されています。
該当するフォルダーを開いて対象ファイルを変更すればOKです。
ちなみに、リミッターが2000メッシュまでとされているのですが、拡張して50mメッシュの4.8万程度を10mメッシュに分割したところ、すごく重たかったです。1時間くらい掛かるかな?根気よく待つべし!
大量のメッシュを作成したい場合には、細分化して実行するか、もしくは他の方法を考えた方が良いかも知れません。
お手軽ではありますが、時間が掛かります。