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CentOS 8 にpostgreSQL 12を入れる!postGIS 3.0も入れる!やばかった~(TT)

#なんか文字フォントが変わっている気がするけど、気にしない。

さて、CentOS 8にpostgreSQL 12.xをインストールしようと思い立ちました。

インストールばっかりしているけど、きちんと使ってるんですけどね。
使った結果を出すのが面倒なんですよね。
守秘義務とかあってですねぇ(^^;

ということで、インストール手順ですが、まずはリポジトリをインストールします。

で、何を入れるの?みたいな感じになったんですよ。
本家に行けば良かったです。以下のサイトに行ってみます。

https://www.postgresql.org/download/linux/redhat/

少し下の方にある項目に必要事項を入力します。

4番目の項目にdnfのコマンドが記されているので、それをコピーして実行するだけです。
こんな素晴らしいものがあったことを知りませんでした(TT)
ありがとう!!!と感謝しながら、続けます。
まずは、リポジトリの追加を行います。

# dnf install https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-8-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm

ビルトインのpostgreSQLを無効にします。

# dnf -qy module disable postgresql

postgreSQL 12をインストールします。

# dnf install postgresql12

続いて、サーバをインストールします。

dnf install postgresql12-server

最後に、データベースの初期化を実施し、OS起動時における自動起動の設定を行います。(後でも大丈夫)

# /usr/pgsql-12/bin/postgresql-12-setup initdb
# systemctl enable postgresql-12

postgreSQLのデータベース保管場所を変更します。

デフォルトのままでも良いという方は読み飛ばしてください。

データベースが肥大化すると場所の移動が面倒になりますので、予め、どこか適当な場所にパーティションを切って移動しておくと楽です。
今回は、特にパーティションの設定にまでは言及しませんでしたが、OSインストール時に決められなった場合には、後々ストレージを増設することを想定した対応を行っておくと便利です。

今回は、/data/DBの下に作ることとしました。

# vi /usr/lib/systemd/system/postgresql-12.service
<<<<以下を編集します。>>>>
#Environment=PGDATA=/var/lib/pgsql/12/data/
Environment=PGDATA=/data/DB/

サービスの変更を行いましたので、デーモンの設定をリロードしておきます。

# systemctl daemon-reload

以下のコマンドを実行してデータベース環境を初期化します。

# PGSETUP_INITDB_OPTIONS="-E UTF8 --no-locale" /usr/pgsql-12/bin/postgresql-12-setup initdb

問題なければこんな感じになるはずです。

# more /data/DB/PG_VERSION
12

postgreSQLを起動する準備です。

# su - postgres
$ vi /var/lib/pgsql/.pgsql_profile
PATH=/usr/pgsql-12/bin:$PATH
export PATH

それと、データベースの場所を変更していますので、以下の設定を行います。

postgresユーザのまま作業を進めます。
$ vi /var/lib/pgsql/.bash_profile
#PGDATA=/var/lib/pgsql/12/data
PGDATA=/data/DB

$ source ~/.bash_profile

これで、postgreSQL 12の設定は完了です。
それでは、postgreSQLを起動してみます。

設定は完了しているので、rootユーザに戻り以下のコマンドを実行します。

# systemctl start postgresql-12.service

確認します。

# systemctl status postgresql-12.service
● postgresql-12.service - PostgreSQL 12 database server
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/postgresql-12.service; enabled; vendor preset: disabled)
   Active: active (running) since Mon 2020-03-09 06:25:09 EDT; 6s ago

Active:active(running)となっていれば、正常に動作開始していますね。

postGISのインストール

postGISをインストールします。
postgreSQLのバージョンとpostGISのバージョンには、相関関係があります。
まずは、相関関係を確認します。

下記のURLで対応状況を確認します。

https://trac.osgeo.org/postgis/wiki/UsersWikiPostgreSQLPostGIS

対応表(抜粋)

見難い人は、直接上記URLで確認してください。
postgreSQL 12に対応したpostGISは2.5以降であることが判ります。

インストール対象を確認するために、一度リストを表示させてみます。

# dnf list | grep -i postgis
postgis30_12.x86_64                                  3.0.1-2.rhel8                                     pgdg12
postgis30_12-client.x86_64                           3.0.1-2.rhel8                                     pgdg12
postgis30_12-devel.x86_64                            3.0.1-2.rhel8                                     pgdg12
postgis30_12-docs.x86_64                             3.0.1-2.rhel8                                     pgdg12
postgis30_12-gui.x86_64                              3.0.1-2.rhel8                                     pgdg12
postgis30_12-utils.x86_64                            3.0.1-2.rhel8                                     pgdg12

postgis30_12.x86_64が最新の状態で使えそうです。

インストールしてみます。

# dnf install postgis30_12
メタデータの期限切れの最終確認: 0:11:51 時間前の 2020年03月09日 05時36分31秒 に実施しました。
エラー:
 問題: package postgis30_12-3.0.1-2.rhel8.x86_64 requires libgdal.so.26()(64bit), but none of the providers can be installed
  - cannot install the best candidate for the job
  - nothing provides libdap.so.25()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.4-2.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapclient.so.6()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.4-2.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapserver.so.7()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.4-2.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdap.so.25()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.1-4.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapclient.so.6()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.1-4.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapserver.so.7()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.1-4.rhel8.x86_64
  - nothing provides libpoppler.so.77()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.1-4.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdap.so.25()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.2-1.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapclient.so.6()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.2-1.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapserver.so.7()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.2-1.rhel8.x86_64
  - nothing provides libpoppler.so.77()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.2-1.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdap.so.25()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.2-2.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapclient.so.6()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.2-2.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapserver.so.7()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.2-2.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdap.so.25()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.4-1.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapclient.so.6()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.4-1.rhel8.x86_64
  - nothing provides libdapserver.so.7()(64bit) needed by gdal30-libs-3.0.4-1.rhel8.x86_64
(インストール不可のパッケージをスキップするには、'--skip-broken' を追加してみてください または、'--nobest' を追加して、最適候補 のパッケージのみを使用しないでください)

エラーがズラリと表示されました。
必要なパッケージがインストールされていないと怒られています。依存関係でクリアしてくれないみたいです。

そこで、それぞれ一つ一つインストールをクリアしようと思ったのですが、全く進みません。

半ば諦めてバージョンを戻そうかと悩んだんのですが、どうもそれでも上手く行かないみたいな話がちらほら・・・
CentOS 8を諦めるかどうしようか悩んでいたのですが、クリアしました!

これでどうじゃ!

# dnf install --enablerepo=PowerTools postgis30_12

多分これで行けます!
ダメだったら、libdapとかgdal30を–enablerepo=PowerToolsを追加して実行してからインストールしてみてください。

多分、これで行けたはず!
ダメだったら泣いてくださいm(__)m

CentOS 8 conflicting requests

CentOS 8.1911 をインストール後にアップデートを実施してからだと思うのですが、dnfを実行するとconflicting requestsと表示される様になりました。

対象モジュールをインストールしてみるも、既にインストールされていると言われる始末。

解決策が判らず困っていたところです。

# dnf list installed | more
モジュラーの依存に関する問題:

 問題 1: conflicting requests
  - nothing provides module(perl:5.26) needed by module perl-DBD-SQLite:1.58:8010020191114033549:073fa5fe-0.x86_64
 問題 2: conflicting requests
  - nothing provides module(perl:5.26) needed by module perl-DBI:1.641:8010020191113222731:16b3ab4d-0.x86_64

以下のコマンドを実行することで解決しました。

# dnf module enable perl:5.26

単なるバグだな。

CentOS 8 インストール!pane is daed !? で嵌った人も大丈夫!!

本記事に辿り着いた方に、本記事では、CentOSのインストールそのものに関する記載を行っておりません。
CentOS 8のインストールを実施しようとして、以下で説明する事象が原因でインストールが実施出来無い人向けの案内になります。
CentOS 8のインストールそのものは、従来のCentOS 7以前で行っていた要領と変わりはありません。

VMware Workstation Pro 1.5 にCentOS 8.1911をインストールしようとしています。
ダウンロードに相当な時間を費やして、やっとダウンロードが終わり、さてインストールしようと起動したところ以下の画面で終わりました。

Pane is dead

画面下の方に「Pane is dead」と表示されて終わっています。

海外のサイトには対策が書かれているのですが、実際面倒な感じです。
たまたま見掛けた資料で、これが手っ取り速く出来そうなので試してみました。

ついでなので、インストール手順から始めます。

まずは、公式サイトからISOイメージをダウンロードしておきます。
公式サイト:https://www.centos.org/

VMwareの画面上で、「New Virtual Machine Wizard」を選択し、インストール設定を進めます。

「Typical」でも「Custom」でもどちらでも良いのですが、今回は「Typical」で作業を進めます。

次の画面では特に変更をする必要がなければ、そのままNextで次へ進みます。

先程ダウンロードしたISOイメージを起動時に使用するよう指定します。

ここでユーザ名とパスワードを聞かれるのですが、実際意味はありません。
適当な名前とパスワードを入力しておけば良いようです。
(多分、使われません)

仮想マシンを管理するための名前と、そのファイルを指定します。
ご自身の環境に合わせて記載してください。

仮想マシンに割当てるCPUコアを指定します。コアの数と同時実行のスレッド数を指定するようなイメージですね。Total processor coresが仮想CPU数と考えるとしっくりくる感じですね。

仮想マシンに割当てるメモリ容量を指定します。
最初なので、2GBを指定していますが、後で変更することが可能です。

ネットワークアダプタの設定をしています。
通常のPCだと、物理的なソケット(LANコネクタ)の数は1つだと思いますが、仮想OSが使用する場合、そのソケットをどういう風に繋ぐかを決める必要があります。
VMwareでは、仮想OSにも独自のIPアドレスを与え、且つ、外部とのインタフェースも実現しようとする場合、ブリッジ接続が良いようです。

VMwareのネットワーク設定にはいろいろとあるので、それは別途調べてみると良いでしょう。ここでは、省略します。

ストレージの接続をしてしています。
あまり気にせずに設定しました。

こちらも同様です。オススメに従いました。

仮想マシンを複数のファイルで構成するか、それとも1つのファイルで構成するかを問われています。

用途に依って違いがあると思いますが、シンプルにシングルファイルで構成することにしています。

仮想マシンのファイル名を指定しています。
適当に指定すれば良いでしょう。

最終確認です。間違いがなければ続行しましょう。

起動が開始されインストーラが起動します。

ガーーーーン!
止まってしまいました。
多分、ここを訪れる多くの方はこの問題に捕まったのではないでしょうか?
インストールなんて、インストーラ起動したら後はどうにでもなりますからね(TT)

同士の皆さん、ここからです!

本ページの最初でもお伝えしたように、「Pane is dead」と表示されて画面が固まっています。ここから先に進むことが出来ません。

この問題に引っ掛る方は、VMwareのユーザに限定される可能性が高いです。
実際、VirtualBoxや実際のマシン(Phisycal Machine)では発生していないはずです。

初期段階で設定を変更出来たのかも知れませんが、ここで一度パワーOFFをします。

Pane is dead

VMwareの画面で、「Edit virtual machine settings」を開き、設定変更を行います。

「CD/DVD」が2つ登録されていることが分かります。

この不要な「CD/DVD」が悪さを引き起こしている原因です。
こいつを削除します。

再起動してみましょう。

出ました!CentOS 8のインストーラを起動させるための画面が表示されました!!

後は、従来通りにインストールを進めるだけです。
CentOS 7以前のインストールを体験されている方であれば、何等の変更も無いように感じるでしょう。

ということで、以下省略します!

CentOS 8 リリース待ち→リリースされた2019-09-24(^^)

2019年5月7日にRHELがリリースされてからもうすぐ100日が経過しようとしている。

<2019-09-25追記>
現地時間9/24、CentOS 8がリリースされました!
これで使えるようになりますが…問題は、VirtualBoxでGUIを含む状態でインストールする場合には、問題があるようです。
以前(CentOS 7)から気にはなっていたのですが、基地の問題として残っているようです。
仮想マシンとして考えている方で条件が合致される場合は、他の仮想か技術を考えた方が良いかも知れませんね。

意味が違ったようですm(__)m
「Server With a GUI」/「サーバ(GUI)」を選択してインストールするとGUIが立ち上がらない障害がある様です。
詳しくは以下のサイトをご参照下さい。
https://wiki.centos.org/ja/Manuals/ReleaseNotes/CentOS8.1905#head-9ed7a1765d703716a543781d18c13e50868f0516

と言いつつ、読んでみてもよく解らなかったので調べてみることにしたら、こちらの記事が解り易かった。
https://qiita.com/edward999th/items/d199125dbb8286d91152

「ベース環境」の選択で「Server with a GUI」もしくは「サーバー(GUI)」を選択してインストールすると既知の問題に遭遇するらしい。
インストーラのバグか?という感じですが、原因までは調べていません。
「ワークステーション」を選択してインストールする分には問題が無いようなので、GUIを使いたい場合には別の選択肢を関g萎えた方が良さそうですね。

<2019-09-23追記>
なんか、明日(2019-09-24)にリリースされるそうです。
9月に入ってからのダタバタ劇はなんだったのか?踊らされていたのか?
とにかく、現地時間の明日にはリリースされるとのこと、期待して待ちましょう。

※2019-08-26 時点でまだリリースされていません。
※2019-09-15時点でまだリリースされていません。

※2019-09-23時点でまだリリースされていません。

<2019-09-15追記>2019年8月にリリースされたRHELに対応するため、CentOS 7.1909の更新準備が先行されているのですが、wikiを見てみると約1ヶ月くらい掛かるみたいです。10月以降にならないと開発は再開される見込みは無さそうですね。年内にリリースされるのかなぁ?

RHELのクローンとしては、CentOS/Scientific Linux/Oracle Linuxなどが知られているが、以前にCentOSよりリリースが早くて話題となったScientific Linuxは8以降のリリースを行わないとの表明が行われていますね。

単純な比較は難しいところですが、CentOSとOracle Linuxはクローンと言われているけど、Oracle Linuxは少し違いますよね。

Oracle Linux 8は7/18にリリースされました。
CentOSはまだ少し掛かりそうです。

進捗状況は以下のURLで公開されています。

https://wiki.centos.org/About/Building_8

もうカウントダウンですねw

8/15にボストン大学でDevConfが開催されるので、その頃にはRC版が出てくれそうな感じかな?
残念ながら発表はありませんでしたね(^^ゞ

9/10に動きがありました。
7.7がリリースされるそうです。そのため、8の開発が停止してしまいました。
もうすぐ!と思ったら、まだ先になりそうです。
首を長くして待ってます。

正式リリースが待ち遠しいですが、更にクラウド(VPSなど)で使えるようになるには、まだまだ時間が掛かりそうな雰囲気です。

リリースされたら、インストール方法などをまとめたいと思っています。

8/15時点では、Release Workを残すのみ!
最終段階か?と思いきや・・・

こんな感じで、まだ更新中だったりしています(^^ゞ
https://koji.mbox.centos.org/koji/index

UTC 2019-08-15 15:50頃

でも、ここまで来ると本当に「あと少し!」って感じですね。

早ければ明日にもリリースか?とか期待してしまいますが、土日は進捗が止まっているので、来週8/21辺りが最短リリースじゃないかな?と、期待してます(#^.^#)

さてさて、まだまだリリースされる感じがしない。
8/20から全く更新する気配すら感じられなくなりました。
オープンソースカンファレンスの影響だろうか?
ここまで来たら、来月中にはリリースされるでしょう。
CentOSのサイトでは、「いつリリースされるの?」というコメントが出ていたり、首を長くして待っている人がいらっしゃいますね。
もう、ほとんどの作業は済んでいるはずなので、最後の詰めがしっかりされて発表して頂ければと思います。
しばらく、期待して待ちましょう。


2019-09-10 According to this thread, work was stopped on CentOS 8 after upstream released 7.7. Since so many more users have CentOS 7.x in production, and no one has 8 yet, priority has been given to the 7.7 update… and once it is done, work will continue on 8.

https://wiki.centos.org/About/Building_8

9/10時点で7.7のリリース作業のため、8の作業が停止してしまいました。
ちょっと厳しいなぁ~
今月中のリリースはあるのか?