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GDAL/OGR インストール:Rocky Linux 8/9

最近、PostGIS環境作ったりすることはあったのですが、オーソドックスにGDALだけ入れたい!ということで、久しぶりにGDAL/OGRのインストールをしようと思ったら、サクッとエラーが。。。

どっかのサイトでPowerToolsリポジトリを有効にすればって書いてあったので試してみる。。。

無いって言われるし・・・
リポジトリの設定を確認してみると。。。。あるんだけど。。。
/etc/yum.repos.d/Rocky-PowerTools.repo

全部小文字ですね(^^ゞ
※下記のコマンドでPowerToolsリポジトリを有効にしても良いのですが、これからも必要そうなら、enable=1にしておくと楽だと思います。

参考にしたサイトでは、大文字使ってたんですけど。。。仕方が無いですね。
ついでに、proj-develも入れておきます。
GDALを入れると、projは入ってくれるのですがproj-develまでは入ってくれません。
今回、ちょっと必要になりそうなのでついでに入れておきました。

後は、Yesということでインストール出来ると思います。

しかし、PowerToolsを常に許可しておいた方が良さそうですね。

ちなみに、インストール確認は以下で行えます。

GNOMEデスクトップにアイコン追加とマウスメニューを表示する。

そろそろCentOS 8も終末を迎えるというのに、こんな時期にメモを残しても役に立つのだろうか?とは思いながらも、次に使うRocky Linuxでも同じことになるだろうから意味はあると疑わないで記録を遺します。

以前に調べて設定していたのですが、サイドやろうと思った意外と見つからない。
CentOS 8からデスクトップにアイコンが表示されなくなり、マウスメニューからターミナル/端末も起動出来無くなってしまった。

マウスの右クリック→メニューから端末を開くという流れが出来無いのが面倒で仕方がない。

対策は、アイコンを表示させることでクリアになる。

やること

まず、準備として以下のコマンドで必要なパッケージをインストールする。

次に、インストールされたTweaksを使って、デスクトップにアイコンを表示できるようにする。

Tweaksを開く。

「拡張機能」→「Desktop Icons」をオンにする。

以上で設定が完了しました。

デスクトップ画面にアイコンが表示されているはずです。

また、マウスを画面上で右クリックすると、メニューが表示され「端末を開く」を確認することができると思います。(環境によっては、英語で表示される場合があります。)

少し使いやくなったかな?

ついでに、デスクトップを切り替えて使いたい時がありますよね。
そんな時にも、Tweaksで拡張設定ができます。

「Window List」をオンにするだけです。

CentOS 8 /Rocky Linux 8/Rocky Linux 9 インストール後にやったこと

定番ですが

※2022-02-06 加筆修正しました。本記事の原文以降に記載した内容をここに追記してまとめたりしています。
※2022-11-18 追記しました。

毎度のことですが、CentOS を入れたら、まずyum updateをやりますよね。
今回は、CentOS 8/Rocky Linux 8なのでdnf使うだけですね。

アップデートは最初にやっておきましょう。

続いて、こちらも定番です。
EPELを使えるようにしておきましょう。

シェル周りも自分好みに合わせて

コマンド補完

コマンドライン上での文字補完を有効にします。

これで終わり。
次回ログイン時から有効になります。

CentOS 7までは別途インストールの必要がありましたが、bash-completionはデフォルトでインストールされていました。

ただい、OSがミニマムインストールされている環境では、bashの補完機能がインストールされていません。
以下のコマンドを実行してインストールすることが出来ます。

クラウドで提供されているOSには、インストールされていない場合があるので参考情報です。

aliasも少し変更

好みに合わせて変更します。
こんな感じの設定を追加します。

日本語フォント

うーん?ipaのフォントをインストールしようと思ったんだけど、見つからない。何故だろう。

課題にしておきます。

デスクトップ画面をカスタマイズ

デフォルトではデスクトップ画面にアイコン設置ができないので、Tweaksを入れてカスタマイズします。

Tweaksを開きます。

Desktop Icons をオンにします。
詳細設定でアイコンサイズも変更できます。
私の環境では、アイコンサイズを「小さい」にしても十分なサイズでした。
これを行うと、勝手にマウスの右クリックで「端末を開く」ことでできるようになったりして便利です。

ログイン画面がタイムアウトでスクリーンロックされなくする。

dconf-editorを入れて起動します。

以下のフォルダへ移動します。
/org/gnome/desktop/session/idle-delay

ser default valueをオフにして、Custom valueを0に設定します。

これで、ログイン画面がスクリーンアウトすることがなくなるはずです。

ミニマムインストールされたOSへの対応

minimumインストールされている環境だと幾つかの必要なコマンドが抜けていることがあります。
気が付いた時に入れれば良いのですが、幾つか入れておきます。

ネットワーク系のコマンド

なんか入れるものがないので、おまけ

画面キャプチャとかした時に、画像を少し編集したいという時に使ったりするので、gimpを入れておきます。

Pythonは

「python」コマンドは存在せず、「python2」と「python3」がインストールされていました。
他にはこんな感じでインストールされていました。

python3のバージョンは、これ

なんかやることなくなっちゃった感じですが、インストール後の手間が少し楽になった気がします。

PATH設定の追加

/usr/local/binにパスが通っていないので、今後のために通しておきます。
インストール直後にここへのパスを通しても意味はないのですが、コンパイルしてインストールする感じのツールなどでは、ここにインストールされることがよくあり、パスを通しておくと後で困らないです。

設定については、下記のページに記載していますので参考にしてください。
https://tech.godpress.net/?p=1389