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仮想OSでインストールしたWindows 10がLAN上のNASに繋がらない時の対応

概要

VirtualBoxでWindowsをインストールした時に、LAN上のNASが接続出来ない状況が発生しました。
その対処についてまとめます。

最終的な結果として、プレインストールのWindows PCで同現象が発生していないことから、Windowsをメディア等からインストールした時に発生する現象であると思われます。
私の環境では、Windows 10で現象が確認されましたが、Windows Server 2016でも同現象が発生するもとの思われます。
その他Windowsの各バージョンにおいて発生した場合でも参考になるかも知れません。

Windows からNASに接続出来ない場合の対処法として記録します。

具体的な現象

VirtualBoxでWindows 10の環境を構築しました。
VirtualBoxでLAN上のネットワークに接続する方法は他にもありますが、ブリッジ接続を選択しました。
プライベートネットワークとして接続しています。

この状態で、通常のプレインストールされたWindows PCであれば、特に気にすることなく接続出来ると思うのですが、新規にインストールしたWindowsからは見えませんでした。

対策内容

幾つかの対策を行いました。
それぞれ順を追って説明しますが、以下に一覧を記します。

VirtulaBoxにおけるネットワークの設定

WindowsをVirtualBoxで仮想OSとして構築した場合について記載します。
ホストOS(Physical OS)の場合は、この項目の内容を飛ばして、次の設定に進んでください。

Windows側のネットワークの設定

Windowsのネットワーク設定がパブリックになっている可能性があります。
当初、私の環境ではパブリックになっていたのでプライベートに変更しました。設定は以下の手順です。

「ネットワークとインターネットの設定」を開きます。

画面右下のネットワークアイコンを右クリックすると以下のポップアップが表示されます

「ネットワークとインターネットの設定を開く」を選択します。

赤枠で囲んだイーサネットのアダプタをクリックします。

「パブリック」になっていたら、「プライベート」に変更してください。

ネットワークと共有センターの設定

ネットワークと共有センターの設定は、一つ前の画面にある「ネットワークと共有センター」を選択すると移動が楽です。

左メニューの「共有の詳細設定の変更」を選択します。

「ネットワーク探索を有効にする」を設定してください。

ワークグループの設定

「コントロールパネル」→「システム」を開きます。

「設定の変更」を開きます。

「変更(C)」で開かれるダイアログで、ワークグループを適切に設定してください。

ここまで来ると、エクスプローラで「ネットワーク」を選択すると、対象となるNASの名前が表示されたりします。
表示されない場合もありますので、あまり深く考えないで次へ進みましょう。

レジストリの設定

最大の難関はここでした!

「regedit」を起動します。
次に、以下のレジストリを探します。

「AllowInsecureGuestAuth」の項目を確認し、「1」をセットします。

再起動を行うことをお勧めしますが、私の場合は再起動なしでもNASへアクセス出来る様になりました。

ただ、このレジストリが見つからない場合もあります。
環境に依存している可能性もあり、判断が難しいところですが、新規に作ってしまうという手もあるのか?ご自身の責任で試してください。
レジスタを追加するのは、最後の手段にしておく方が良いでしょう。
保証も何もありません。

最後に

この現象はWindowsのアップデート後に発生している方も多い様です。
SMB絡みの不具合でもあると思いますが、MS社からすれば仕様なのかな?
そもそもWindows自体が安定性に乏しいということなのでしょう。
この問題は、Windows Server 2016でも報告されているので、アップデートの際にきちんとしてくれるとかないのかねぇ?MS社は無駄な労力をこういうところで強いるので、サポートをもっと手厚くしてほしいですね。

これがWindowsカテゴリ最初の投稿になるとは・・・w