今までは、プロバイダが提供するメールサーバを利用していました。
個人ではなく法人で契約して、10年以上お世話になってきました。
メールアカウントの設定もメーリングリストの作成もGUIで管理出来て問題はないのですが、幾つか課題はありました。
迷惑メールをメールクライアント(メーラー)で仕分けしていたのですが、10年以上使っていると徐々に増える迷惑メールに対応が必要になってしまいました。
ドキッとするようなタイトルの迷惑メールに思わず反応してしまいそうになったり(^^ゞ
まあ、そんなことはどうでも良いですねw
迷惑メールのフィルタリング機能は、プロバイダでも提供されており、それを使用することも検討は行っていたのですが、フィルタリングに掛かる費用がレンタルサーバの費用と同じくらいになってしまうのが納得いかず、メールのフィルタリングサーバを考えたり、UTMの導入なども検討していました。
そんなモヤモヤが続いていたのですが、仕事が忙しいのを良いことに放置プレイをしていました。
ところが最近、プロバイダ側のメールサーバに大量のスパムが投入されて、本来届くはずのメールが受信できなるという状態が何日か続き、業務にも支障を来たす始末。
あるお客さんからはメールが配信エラーになったとの連絡も入ってきました。
これでは不味いということで、プロバイダに相談したところ、他社への移行も考えて頂いて結構です的な回答。悪い意味ではなく、良心的な回答ではありました。
そこで、他のプロバイダでメールサーバを考えたりもしていたのですが、メールフィルタリングのサポートなどを調べたりするのが面倒になり、プロバイダごと変えちゃおうかとも思ったり、色々と思案した挙句に出した結論は・・・
・メールサーバを自前で建てる。
・Webサーバも自前で建てよう。(後で)
セキュリティとかバックアップとか心配だから、プロバイダにお任せにしてきたのだが、どこが良いのか悩んでるくらいなら一度建ててから、後でじっくり考えようということにしました。
ということで、CentOSのサーバ構築バイブルを片手に、もう片手にインターネットで調べながら・・・・
結論としては、以下の構成で構築したいという方針に定まりました。
・Postfix+Dovecotでサーバ構築
・GUIの管理画面を追加する。
・Webメール機能も後で追加する。
・スパム対策としてSpamassasinを入れてみよう!
これで、私が求めていた
メールサーバで迷惑メールフィルタリングが出来て、Webメールも出来る環境が整うはず。パスワードも平文ではなく暗号化出来るし、セキュリティ上も進歩するはず。
一応求めていた機能は全て満足できる。
更には、Webメール機能は後でじっくり好きなツールを搭載すればよいわけで、プロバイダが準備している使い難いツールを使う必要はない。(別にWebメールだけ別に作っても同じなんですけどねw)
ということで、次回からサーバ構築をメモる!
記載が済み次第、ここで記事へのリンクをまとめるつもりです。
以上